翠峯苑だより
2023/04/18
令和5年4月18日(火)AM9:00
ギョウジャニンニクは北海道の山菜として有名ですが、本州の一部の地域においても自生しています。
こちらは翠峯苑周辺で見かけたギョウジャニンニク。
意外なところに自生しているんですね。
本州では亜高山帯の山奥に行かないと見つけられない為、昔はその存在をあまり知られていなかったと言われています。
ネギ、ニンニク風味の香りと食味が特徴です。灰汁がなく生食を含め手軽に美味しく食べられます。
しかし、天然のギョウジャニンニクを見分けて狩るのは素人には難しいと言えます。ほぼほぼ間違うのではないでしょうか。
特によく間違えられるイヌサフラン、スズラン系の植物ですが、芽、若葉の頃は全く違いが判らない程よく似ています。
これらの草花は食べると中毒を起こす強い毒草です(イヌもたまに齧るので散歩の時は気を付けて下さい)。
なので、たまたま「それらしいもの」を見かけたとしても下手に手を出すのだけは絶対に止めましょう(笑)
ギョウジャニンニクは道の駅や朝市、通販などで「栽培されたもの」を購入するのが最も安全です。
※天然物は間違って売られている事もあります